???『それ以上近づくな。』
シモン『前に助けてくれて、今度もまた…なぜだ?貴方はいったい…』
???『そんなことはどうでもいい。
お前が持っているその武器…どのようにして手に入れた?』
シモン『城に俺を導く何かが存在するんだ。そいつが武器まで案内してくれた。
これは父の形見。俺はこれを使って親の仇を討つ』
???『お前の母上はどのようにして死んだ?』
シモン『俺が幼い時、父はこの城を訪れたんだ。
ここに巣くう悪魔を殺すためにな。だが、父は帰らぬ人となった。
父は暗黒の王を相当怒らせたようだ。何故ならば、すぐ後に…
ドラキュラは大軍勢を引き連れ、教団の本拠地を襲撃した。
生存者は一人もいなかったそうだ。
母は俺を守ろうとして死んだんだ。』
???『なるほど。それで?一人で暗黒の王に立ち向かうつもりか?
お前の父親は教団の最強戦士だった…それでもドラキュラには勝てなかった。
勝てる見込みはあるのか?』
シモン『父を知ってるのか?
答えろ。俺の父に会ったことがあるのか?』
???『これだけは約束する…戦うときは一緒だ。』

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