巻物
柱からガーゴイルの群れが飛び立ち、好奇のまなざしで私を見ながら私の周りに降り立った。
やつらの注意をそらすため、私は身につけている装備を脱ぎ捨てた。
最初は喜ぶように私の剣を食べ、次にブーツ、かぶと、そして最後には短剣が奴らの腹の中へと消えた。
だが、そいつらが最も美味そうに貪り食ったのは私が大事にしていた魔力のメダリオンだった。
巻物2
その昔、時計塔の上にある大きな鐘は、城の住人にとっての時報だけではなく
攻めてくる敵の危険を知らせる役目もあった。もしもまた鳴るようなことがあるならば、
それは光が闇に勝利した時であってほしい…

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