アルカード
『私は以前、ここに来たことがある。
お前も来てたのか。
私は誰なんだ?
嘘だ。
絶対、嘘だ。
嘘だぁぁぁぁぁぁ!
お前が…私が…誰だか今、ようやく分かった。
これが私の宿命なのか?
いやだ…これだけは許してくれ…
こんなことってあるのかぁ!
彼がどこにいるか、教えてくれ
再び会う時が来たようだな…
…父上。』
アルカード
三十年間の眠りから目覚めたアルカードは、自分の本当の運命に気づいた。
抹殺すると誓った怪物になってしまったことに。
かつて太陽の下を歩いた男はもう過去の思い出。苦しみや悲しみは消えたが
かわりに、自分をこんな姿にした者に対する、強烈な復讐心を抱くようになった。
ダークペイン
教団のエリートが使用するバトルクロスの暗黒版。
リナルド・ガンドルフィの弟子だったトイ メーカーが影の世界から抽出した金属を使用して創った武器。
極端に硬く、異常なほど鋭いこのダークペインのパワーを完全に引き出せるのは吸血鬼だけ。
巻物
大広間に入った瞬間、私は中央にある怪しい鏡に、吸い寄せられるような感じがした。
鏡に映しだされる周りの世界は、私が一歩近づく度に揺れ動き、最後には鏡から消えた。
そこで私は身の毛もよだつ恐ろしい光景を見た。なんと、鏡の中で青白い男が、私の死体から
取り出した魔法の巻物を読んでいるではないか!

PR