巻物
リナルド・ガンドルフィは、バトルクロスの先に伸縮自在の爪を仕込んだ。
それは単純な理論から生まれた発想だった。教団精鋭の騎士たちにこのバトルクロスを持たせ、
通常では行けない場所へと彼らを送り込み、城の防衛網を突破するといった考えだ。
ガンドルフィ…惜しい男を亡くしたものだ。
巻物2
台座の上に本が開かれており、いくつかの単語に印が付いている。
「3つ」「扉」「隠し」「は」「開いた」「本」「同じ」「の」「数」「と」
・・・並べ替えると、「3つの開いた本は隠し扉と同じ数」
巻物3
エクトプラズムの跡を辿った私は、半透明の怪しい生き物がいる場所を発見した。
その実体のない生き物を剣で刺した瞬間、体中に悪寒が走った!
あっという間に私の手はしぼみ、足腰からは力が抜け、髪が真っ白に…
巻物4
書物には常軌を逸した学者が色々書き込んでいるようだ。
その内容に大事な秘密が隠されているのか?それともただの狂言なのか?
時間があればその内容を調べたいところだが、時はすでに私を見放したようだ。
巻物5
私が見つけた本には、次のような内容が書き込まれていた。
「城が巨大な闇に覆われた時、妖魔術専門とする賢人たちが図書室に逃げ込んだ。
彼らは日を追うごとにお互いに対して嫉妬や憎しみの念を心に抱くようになった。
そんな彼らは禁断の儀式を行ったが、最後には自らの魂を書物の中に封じ込めることとなった。」
巻物6
台座の上に本が開かれており、いくつかの単語に印が付いている。
「が」「ほうび」「与えられる。」「読んだ者」「の」「単語」「を」「に」「全て」
・・・並べ替えると、「全ての単語を読んだ者にほうびが与えられる。」
巻物7
台座の上に本が開かれており、いくつかの単語に印が付いている。
「が」「私」「取る」「に」「相応しい」「そなた」「の」「宝」「受け」「を」
・・・並べ替えると、「私の宝をそなたが受け取るに相応しい」