サイファ
『シモン…それはあなたの父のもの。そのままにしておいて。玩具じゃないわ。
なぜ教団は今頃になって、このことを貴方に話したのかしら?』
トレバー
『分からない。勝手な推測だが、彼が戻らないと見たのだろう…
サイファ、分かるだろ?私でなければ駄目なんだ!他の者では無理だ!
一族の名誉のためにも、私はこの恥を拭わなければならぬ。
お前とシモンをこの現実から守らなければいけない。
母上の仇を討たなければならないのだ。』
私は幼少の頃から、この鏡の欠片を大事に持っていた。
魔法の鏡の欠片だ。過去と鏡の運命を見ることができるらしい。
私には何も見せてくれなかったが、いつかは息子のお前に何かを明かすかも知れん。
シモン、肌身離さず持っているんだぞ。約束できるか?
もし、夜明けまでに私が帰って来なかったら、息子を連れて、ここから逃げるんだ。
森に行け。そして、私のことは忘れろ。』
サイファ
『貴方…気を付けて。お願いだから、無事に帰ってきて。』
トレバー・ベルモンド
赤ん坊の時に連れ去られ、父の目が届かない所で燈光教団の長老達に戦士として育てられたトレバー。
彼は真実を知らされず、今の今まで、自分の一族や血筋について知る由がなかった…
バトルクロス
リナルド・ガンドルフィによって過去に創られた「ヴァンパイアキラー」の模造品。
ガブリエルはヴァンパイアキラーを手にロードオブシャドウを倒したが、武器は破壊され、
今は影の次元で眠っている。完璧に仕上がったこの武器はトレバーのみが、その技と
精度を犠牲にすることなく強力な攻撃を繰り出せる